ガラスのピラミッドは公園の文化活動の拠点となる施設で、公園を象徴するモニュメントでもあります。屋外の環境を直接に反映し、夏には美しい芝生で切り取られた青空を、冬には一面の雪原の美しさを、公園の風景と一体になったかのような感覚を味わうことができます。
ガラスで構成されたアトリウムは、「ピラミッド」と聞いたときに思い浮かべる四角錐状ではなく、一辺が51.2mの三角面と四角錐、立方体が組み合わされた複雑な形態となっています。形状は違えども、設計当時建設していたノグチの若き友人である建築家I.M.ペイによるルーブル美術館のガラスのピラミッド(パリ、1989)へのオマージュとも言えるでしょう。
館内にはレストランやギャラリー、ショップ、公園管理事務所が入っており、週末には音楽やダンス、美術の展覧会なども開かれます。
また、環境負荷配慮のために館内の冷房システムに「雪冷房」を導入していることでも注目を集めています。
4月29日~11月3日 | 9:00-18:00 | 第1月曜日休館 |
11月4日~4月28日 | 9:00-17:00 | 毎週月曜日休館 |
※12月29日-1月3日は年末年始休館
※月曜日が休日の場合は翌日、またはそれ以降の休日以外の日に休館
制作年:2000-03年
構 造:鉄筋コンクリートおよび鉄筋造/3階建て
サイズ:高さ:32.3m(付帯施設20.3m)
延床面積:5328㎡
アトリウムは休憩場所としてご利用いただけるスペースです。自然と一体化した大きな空間には太陽光が差し込み、美しい風景の中でゆったりと自分の時を過ごすことができます。週末にはイベントが開催されるなど、文化活動の場としても利用されています。
北海道産の新鮮な素材を使ったフランス料理のレストラン「L’enfant qui rêve」。
ミシュランガイド北海道版で三つ星を獲得した「モリエール」の系列店で、美しい景色とともに本格的な料理を楽しむことができると人気です。
テイクアウトショップパニエではランチボックスやソフトクリームなど気軽に楽しめる軽食を販売しています。
モエレ沼公園と当公園の基本設計を策定したイサム・ノグチについてご紹介しています。視聴覚コーナーが設けられており、ゆったりとした空間の中でノグチ関連の書籍の閲覧、映像を観賞することができます。
営業時間:9:00-17:00