モエレ沼公園

アイヌ語の「モイレペツ」が語源と言われています。
「モイレ」は「静かな水面」・「ゆったりと流れる」、「ペツ」が「川」を意味します。

モエレ沼（正式名称：篠路新川）は、豊平川が自然河川として流れていた時代、たび重なる洪水や氾濫で出来た河跡湖と考えられています。現在は雁来新川とつながっています。

イサム・ノグチは、モエレ沼公園の模型を完成させた直後、1988年12月に亡くなっています。この遺された模型に基づき、具体的な設計・施工は、イサム・ノグチ財団監修の下、ノグチの意志を継いだ人々によって行われました。模型と、現在の完成した公園とを比べると全体の配置、各施設はほぼ同じといえます。
2005年のグランドオープンの際に札幌市は、イサム・ノグチ財団よりノグチがマスタープランを手がけた公園であると明記された認証状を受けました。
このことから、イサム・ノグチはモエレ沼公園のマスタープランを作成した人物、ということになります。

モエレ沼公園はゴミ処理場の跡地を利用して造成した公園です。1979年から1990年までの間に約270万トンのゴミが埋め立てられました。ちなみに、造成には公共工事で発生した建築残土（約165平方メートル）を使用しています。

湖沼部含めて約188.8ha／約571,120坪／約1,888,000㎡／約1.888㎢／約1,903反／約190町です。
札幌ドーム約34個分、東京ドーム約40個分です。

外周園路は1周約3.75kmあります。
平坦な道であることから、夏季はマラソン大会や自転車ロードレースの会場として利用されることも多くあります。

1時間半～2時間で公園を1周することができます。
おすすめルートマップもご来園の参考にしてください。

モエレ沼公園は通年開園しています。ただし、冬は積雪があるため、水の施設はお休みしている他、遊具などの利用はできません。
冬は、歩くスキーのコースを開設しており、初心者でも歩くスキーを楽しめます。また、モエレ山やプレイマウンテンでソリ、スノーボードなど雪あそびやウィンタースポーツが楽しめます。
用具はレンタルしていますが、もちろん持ち込みも可能です。山にリフトはありません。

ご入園いただけますが、開放場所を制限させていただいております。
詳しくは、快適な利用のためにをご覧ください。

AED（自動体外式除細動器）は、ガラスのピラミッド1Fの管理事務所（通年）、テニスコート横フィールドハウス（夏季）、
モエレビーチ（夏季）に準備しています。
園内で心臓発作を起こされた方を発見した場合は、速やかに公園管理事務所までご連絡ください。

アトリウム部で1,113枚使用しています。（附帯施設除く）

海の噴水は、夏季（4/29～10月中旬）に1日に3・4回運転しています。
運転時間は施設案内ページからご確認ください。

噴水の打ち上げ中には音楽は流れていません。水の噴き出す音や水が引いていく音に耳を澄ませて下さい。
なお打ち上げ開始時にはレスピーギ作曲、交響詩「ローマの噴水」より「朝のトリトンの噴水」を、打ち上げ終了時には同じく交響詩「ローマの噴水」より「黄昏のメディチ荘の噴水」を放送しています。

標高62メートル、高さ52メートルです。
標高は海抜、高さは地面からの距離を意味します。

貸し施設ページをご覧下さい。
貸し施設以外でイベントを開催したい場合は、モエレ沼公園管理事務所にご相談ください。

はい、可能です。ただし、ガラスのピラミッドにはプランナーはおりませんので、ブライダルのプロデュース会社を通してご利用いただくことをお勧めいたします。
また、結婚式は、宗教色のない人前式で行っていただいております。

L’enfant qui reve（ランファン・キレーブ）はフランス語で「夢見る子ども」という意味です。

隣接している農業体験施設サッポロさとらんどと、モエレ沼公園は互いに広大な面積を持つ施設です。
そのため、歩いていくには少々遠い距離といえるでしょう。
目安は、ガラスのピラミッド～さとらんどセンター間、大人で徒歩約30分です。