アクアプラザ & カナールAQUA PLAZA & CANAL

モエレ山とプレイマウンテンを結ぶ、水と石の広場

アクアプラザはモエレ沼公園を象徴する2つの山、モエレ山とプレイマウンテンの谷間に位置する水と石の広場です。静かに湧き出す水が溢れてカナールへと流れていきます。水深は20~40cm程度と浅く、夏には脚を水に浸して涼むことが出来ます。

幾何学的な形態が随所に見られる園内ですが、山の頂上から見下ろすと、この広場もまた園路で三角形に切り取られているのがわかります。ノグチは多岐にわたる造形活動を行いましたが、中でも石の彫刻家として最もよく知られています。スペースデザインを行うときにも、自らが「地球の骨」と呼んだ石を重用しており、当施設ではカナールに北海道産の石である、比布石、壮瞥石を使っています。
噴水の部分は、慶應義塾大学の新「萬来舎」(建築:谷口吉郎/庭園・談話室デザイン:イサム・ノグチ/1951-52)の暖炉の形態を、カナールはカリフォルニア州コスタ・メサの彫刻庭園《カリフォルニア・シナリオ》(イサム・ノグチ、1980-82)を参照し、造成しています。

運転期間
2024年6月15日[土曜日]-9月16日[月曜日]10:00-16:00
※海の噴水の運転時間中は休止。

アクアプラザ&カナールの写真

制作年:1997-98年
サイズ:噴水/高さ1.65m×直径8m
カナール(水路)/全長150m
水深20~40cm

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