モエレ沼公園

巡礼　イサム・ノグチと雅楽の響き

本公演は、札幌市 モエレ沼公園の“ガラスのピラミッド”において行われる。イサム・ノグチが晩年に創った彫刻模型と図面を元に、建築家、アーキテクトファイブの川村純一氏の手によって完成に至ったモエレ沼公園の象徴的な作品である。両氏の対話と想いによって結晶化されたこの空間の中で、雅楽の深く雄大な響きを調和させるとき、ガラスのピラミッドは、彫刻であり、建築であり、また一つの楽器となる。雅楽の演奏に加え、晩年イサム・ノグチの間近で深く関わった川村京子氏を迎えたトークも行い、札幌の大地にご参集頂いた方々と共に、過去・現在・未来に通じるメッセージを鑑みるとともに、新たな響演が生まれる機会としたい。

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出演：TRINITAS ― 三浦元則（雅楽奏者）、重岡晋（彫刻家）、松本憲治（作曲家）
対談ゲスト：川村京子（筝曲家）
三浦はな、纐纈拓也　他

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《プログラム》

17:00 開場
18:00 開演
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▶︎オープニング演奏
①篳篥独奏
②神楽歌「阿知女作法」「薦枕」
本公演の序章として、日本古来の歌舞である神楽歌より二曲を抜粋。
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▶︎対談
③川村京子と重岡晋（彫刻家 / TRINITAS副代表）による対談
テーマ：「イサム・ノグチと川村純一氏のストーリー、受け継がれる悠々の美しさとメッセージ」
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▶︎演奏
④「壹越調調子」
⑤春鶯囀「遊聲」「急聲」
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▶︎対談
⑥松本憲治×重岡晋×三浦元則
テーマ：「TRINITAS結成、企画背景について、本公演について」
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⑦笙・篳篥・笛での委嘱新作
曲名：笙、篳篥、龍笛のための「空、息、水晶」

19:30 公演終了

※曲目は変更になる可能性があります

▶︎交流会
　アトリウム1階にて
・出演者、企画者とご来場者の交流他

〜出演者紹介〜

TRINITASについて
各界で活躍する3人のアーティスト、三浦元則（雅楽奏者)、 重岡晋(彫刻家) 、松本憲治(作曲家)によって2022年7月に結成されたグループ。団体名の「TRINITAS」は、Space、Sound、Humanの三位一体を意味する。千年の歴史を有する日本最古の伝統音楽・雅楽の、深く雄大な響きを、自然のあるいは人の創作した特徴ある空間と対話させ、音楽・美術、歴史的背景など分野の枠を超え、新たな調和を試みようとする集団。