このワークショップは連続講座の3回目となっております
スポーツ雪テック共創ワークショップは、「未来の札幌の運動会」で使用する競技用ツールを開発する2ヶ月間のプログラムです。デジタル機器やアプリ、自分の得意なさまざまな技術を持ち寄って冬の屋外でも使える道具、雪を使った新しいスポーツのための道具を作ってみませんか?作ったツールは運動会本番で登場するかも?!
講師・参加者とアイデアを交換し、試行錯誤しながら、新しいツールをつくってみましょう!
*未来の札幌の運動会って?
「未来の札幌の運動会」は、2024年2月23日、24日にモエレ沼公園の雪原で実施されるイベントです。参加者がアイデアを出し合って新しいスポーツ競技をつくり、そのスポーツ競技で実際に「運動会」を行う、だれでも参加できる共創型プロジェクトとして今秋からさまざまなプログラムを展開しています。(これまでの未来の札幌の運動会はこちら)
「YCAMボール」開発中の様子。振った回数が表示されるデバイスがボールの中央に入っています。
Courtesy of Yamaguchi Center for Arts and Media[YCAM] Photo by FURUYA Kazuomi”
AIが映像に写ったかたちで人間かどうかを判定するプログラムを使って「人間失格」というゲームを実施中。
赤いタワー状のぬいぐるみもワークショップで作られた運動会のためのツールです。写真:運動会協会
ワークショップ(全3回)
講師や参加者とともに、道具の制作や実地テストに取り組みます。
① 未来の運動会で使う道具をつくってみる/過去に作られた道具を見てみよう
2023年12月15日(金)19:00-21:00
会場:札幌市民交流プラザ2F SCARTSスタジオ(札幌市中央区北1条西1丁目)
② 道具を試してみる
2024年1月14日(日)13:30-16:30
会場:札幌市資料館 研修室(札幌市中央区大通西13丁目
③ 道具を雪の中で試してみる
2024年2月18日(日)13:00-16:00
会場:モエレ沼公園(札幌市東区モエレ沼公園1-1)
※3回の参加推奨
オンライン相談会(全2回)任意参加
「ここがうまくいかない」「ほかの参加者から意見やアイデアをもらいたい」など、ご自宅などでの制作過程で生まれた疑問や悩みは、ワークショップの合間の期間に実施するZOOMによる「オンライン相談会」で共有しましょう。
① 2023年12月26日(火)19:00-21:00
② 2024年2月6日(火)19:00-21:00
■ 三浦 大輝(エンジニア)
一関工業高等専門学校在学中に岩手発・超人スポーツプロジェクトに出会い、スポーツは創れるということ、みんなで何かを創っていくプロセスの面白さに気付く。以降、岩手発・超人スポーツプロジェクトのファシリテーターとして活動。未来の運動会でデベロップレイヤー達の要望を一瞬で実装するエンジニアに感銘を受け、パートナーが欲しいものをプロトタイピングしながら一緒に創っていくことを目指す会社、株式会社オモローグ[omororg]を創業。面白い組織、面白い生命体を目指して日々デベロップレイしている。山口に兄弟子がいる。
■ 西 翼(YCAMキュレーター/SIAF2024マネージャー)
1983年生まれ。和歌山県出身。自由の森学園高等学校を卒業後、北関東で農村リーダーを育成するNGOでのボランティア活動、西日本の過疎地域で展開するアート活動への参加を経て、ヨーロッパとアフリカを放浪。その後はドイツ・ベルリンに滞在し現代美術について独学で学ぶ。帰国後は多摩美術大学美術学部芸術学科に入学。展覧会の企画運営や文化人類学について学び、卒業後は同大学大学院美術研究科博士前期課程芸術学専攻に進学。大学院在学中の2012年9月、YCAMのスタッフに着任(大学院は2013年3月に修了)。展覧会企画を中心に、研究開発プロジェクト、教育普及プログラムなどを担当。2017年よりフリーランスのキュレーターとして活動し、2021年YCAMに復帰。
2024年2月18日[日曜日]