「ホーリー・マウンテンズ」展のオープニングイベントとして開催するトークイベント。
本展出品作家の坂本大三郎さん、山内悠さん、吉田智彦さんと、
本展を企画した豊嶋秀樹さんによるトークイベントです。
普段の活動や作品制作について聞ける貴重な機会となります。
ぜひご参加ください。
○出演者プロフィール
|坂本大三郎 SAKAMOTO Daizaburo 1975 年千葉県生まれ。芸術や芸能の発生や民間信仰、生活技術に関心を持ち東北を拠点に山伏として活動している。春には山菜を採り、夏には山に籠り、秋には各地 の祭りをたずね、冬は雪に埋もれて暮らす。著書に 『山伏と僕』(リトルモア、2012)、『山伏ノート』(技術評論社、2013)がある。2016年は「みちのおく芸術祭 山形ビエンナーレ2016」、「瀬戸内国際芸術祭2016<秋期>」に参加予定。 |
|山内 悠 YAMAUCHI Yu 1977 年兵庫県生まれ、長野県在住。独学で写真をはじめ、スタジ オアシスタントを経て、作品制作を続ける。計600日を富士山七合目の「大陽館」にて過ごす。滞在中に撮り続けた作品をまとめた写真集『夜明け』(赤々 舎)を2010年に発表し、国内外で個展を開催。2014年、「大陽館」の主に焦点をあてた山小屋での日々を著した書籍『雲の上に住む人』(静山社)が刊 行される。近年は、長野県を拠点にしながら屋久島、モンゴル等での撮影を続けている。http://www.yuyamauchi.com |
|東浦奈良男/吉田智彦 HIGASHIURA Narao/ YOSHIDA Tomohiko 東浦奈良男 1925 年大阪府生まれ。第二次世界大戦中に三重県度会郡小俣町(現伊勢市)へ移住。乗鞍岳で登山の魅力を知り、地元の山と富士山や日本アルプスなど全国の山を登 り歩く。1984年に定年退職後、翌日から連続登山を開始する。登る山を富士山と地元の山にしぼって、目標を一万日とした。2011年6月、体調を崩し、 連続登山はストップ。その後、容体は回復せず、同年12月に86歳で逝去。記録は9738日だった。連続以前の登山も合わせて、富士山へ368回登頂して いる。 吉田 智彦 1969年東京都生まれ。20代半ばにニュージーランド、カナダ、アラス カなどを巡り、自然と人 間のあり方を考えるようになり、ノンフィクションや写真、絵を発表しはじめる。スペインのサンティアゴ、チベットのカイラス山など世界の巡礼路を歩き、全 熊野古道、四国遍路を踏破。2012年に上梓した著書『信念 東浦奈良男 一万日連続登山への挑戦』(山と渓谷社)では、東浦に随行し山を登る姿、生活の様子を追い、東浦が亡くなるまで取材を続けた。その他著書多数。 http://tomohikoyoshida.net/ |
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|豊嶋秀樹 TOYOSHIMA Hideki
1971 年大阪生まれ。1998年graf設立に携わる。2009年よりgm projectsのメンバーとして活動。作品制作、展覧会企画、空間構成、ワークショップなど幅広いアプローチで活動している。これまでの主な仕事に、 「押忍!手芸部と豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』」(2011、金沢21世紀美術館)でのコラボレーション、「三沢厚彦 ANIMALS」(2011-2015)、「あいちトリエンナーレ」(2010、愛知県美術館)、「新次元・マンガ表現の現在」(2010、水戸芸術館、 茨城/韓国/ベトナム/フィリピン/国際交流基金)での空間構成、「KITA!!: Japanese Artists meet Indonesia」(2008、インドネシア/国際交流基金)でのキュレーションなどがある。また、奈良美智とのコラボレーション、YNGの中心的人物 で あり「奈良美智+graf A to Z」(2006、青森)をはじめとして世界各地で開催されたプロジェクトに参加。2015年には編著書『岩木遠足 人と生活をめぐる26人のストーリー』(青幻舎)を刊行した。 |
2016年7月24日[日]