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雪や氷はこの世にひととき物質化して現れては、いつのまにか消えて行きます。
移り変わる四季もそうした’かりそめ’の存在です。
中でも、まっ白に覆われた世界が再び色彩を回復して行く、北国の冬から夏へのプロセスは、もっとも劇的であり、それゆえ夏の最中には、必ず訪れるはずの「冬」は残像となって封印され、初雪の降る冬のはじまりは、いつも初めての出会いのごとく鮮烈に、感じます。
冬という季節は記憶の中にこそ、強く存在するのかもしれません。
今年で4回目を迎えるスノースケープモエレでは、「記憶と残像」をテーマに、
冬のモエレ沼公園を舞台としたアートイベントを開催します。
これまで、従来の雪まつりとは異なるアプローチで、アート、建築、ダンス、音楽がクロスオーバーする事業を展開してきました。今年はさらに「スポーツ」という要素を加え、より実験的な試みを行います。
冬という残像の森に分け入るアーティストたちの試みが、未来の冬の記憶へと変わっていく。その試みをご覧ください。
- タイトル
- スノースケープモエレIV − 記憶と残像 −
- 開催期間
- 2009年1月28日(水)―2月1日(日)
- 開催時間
1/28(水) 11:00-17:00
1/29(木) 30(金) 11:00-19:00
1/31(土) 2/1(日) 11:00-20:00
- 会 場
モエレ沼公園ガラスのピラミッド[HIDAMARI]とその周辺
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主 催 : スノースケープモエレ実行委員会、財団法人札幌市公園緑化協会 助 成 : (財)芸術・文化による福武地域振興財団、札幌市、北海道地域政策総合補助金 協 賛 : 株式会社リッチウェイ、サッポロ飲料株式会社、太陽工業株式会社、北海道コカ・コーラボトリング株式会社、山謙工業株式会社、ヤマハ株式会社LM営業部東日本営業所北海道 後 援 : 札幌市教育委員会、さっぽろ雪まつり実行委員会、北海道教育委員会、北海道作曲家協会 資料提供 : 財団法人北海道開拓の村、北海道開拓記念館、北海道立オホーツク流氷科学センター 協 力 : アサヒアートフェスティバル、株式会社プリズム、クロスホテル、財団法人さっぽろ産業振興財団インタークロスクリエイティブセンター、札幌市立大学、東区公園ねっとわーく、北海道工業大学苫米地研究室、北海道スノースポーツミーティング実行委員会、モエレ沼公園の活用を考える会(モエレ・ファン・クラブ) 他 -
お問い合わせ
スノースケープモエレ実行委員会 事務局
〒007-0011 札幌市東区モエレ沼公園1-1 モエレ沼公園管理事務所内
TEL:011-790-1231 FAX:011-792-2595
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