親子で一緒に楽しめるアートワークショップ『Family Art Day』を開催します。今回で3回目を迎える“Family Art Day”では、札幌を拠点に活動している4人のアーティストやデザイナーを講師に迎え、様々なプログラムを企画しています。
「アーティストってどんな人?」「デザイナーってどんな仕事をしているの?」
アーティストの作品を鑑賞したり、デザイナーの仕事を知り、素材や道具に触れ、心と身体で体感してもらう2日間です。ぜひ、親子で公園に訪れ、アートやデザインに触れるひと時をお楽しみください。
1. ~みんなで描く想像の島~好きな色を使って描いてみよう!
画家の久野志乃さんと一緒に、みんなで「想像の島」を描きます。久野さんは、誰かにお話を聞いて、その世界を想像し、物語の続きのような風景を描いています。島には、みんなの心の中に思い描く世界が広がっています。まだ見たことがない植物や動物が住み、あちこちから光が差し込みます。青い鳥、空飛ぶ犬、虹色に咲く花、輝く3つの月…どんな世界も作る事ができます。自分の好きな色を選んで、思いのままに絵を描き、「想像の島」の旅へ出かけましょう。
時間:10:30 – 12:30
講師:画家 久野 志乃
対象:5歳から小6まで
定員:15人
【講師プロフィール】
1978年 北海道様似町生まれ。札幌市在住。2003年北海道教育大学大学院(西洋画)修了。他者の個人的な記憶に基づく世界像を再構築し、物語性のある油彩画を制作する。札幌を中心に、東京、台湾などで個展、グループ展を開催。2013年道銀文化奨励賞受賞。2015年個展「発光する島」(ギャラリー門馬/札幌)他2016年「インスピレーション展」(苫小牧美術博物館)、2017年個展「海辺の風光誌」(ギャラリーカメリア/東京)他。
2. ~木をチョキチョキ~“木”で絵を描こう!
木工作家の島田晶夫さんと一緒に、ハサミでも切ることができる薄い“木”を使って、絵を描きます。島田さんは、木象嵌(もくぞうがん)と呼ばれる、「木」を象(かたど)り、ジグソーパズルのように嵌(は)める絵を作っています。木は、ひとつとして同じものはありません。色も、木目もそれぞれです。絵具やクレヨンなどの画材は使わずに、木の色だけで描く世界を作ります。
時間:13:30 – 15:30
講師:木工作家 島田晶夫
対象:5歳から小6まで
定員:15人
【講師プロフィール】
1971年 北海道苫小牧市生まれ。小学生の頃から「木」に興味を持ち、木彫教室に通ったこともあるほどの、モノづくり好き。北海道、富山、岐阜などで木工修行の後、工房勤務を経てスウェーデンに渡る。カール・マルムステン創設の名門校、カペラゴーデン手工芸学校で北欧の木工技術を学び、卒業。2001年に帰国。北海道当別町に家具と木象嵌製作の工房を構える。2007年に日本人として初めてスウェーデン家具マイスター(国家資格)の称号を取得する。個展、グループ展など国内外で多数出展している。
2017年10月14日[土曜日]